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 朝日新聞の朝刊紙面より「左足首ねんざの大谷、ヤンキース田中との対戦どうなる」

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バットが折れ、打球に勢いがなくてもエンゼルス大谷は全力で走った。

 27日のヤンキース戦での五回の二ゴロ。際どいタイミングでアウトになり、一塁手と軽く接触もした。そして七回の打席で代打を送られた。球団から「左足首の軽いねんざ」と説明があったのは、まもなくだった。

 球団によると、五回のゴロで一塁を踏んだとき、左足首をひねったという。二回の第1打席ではヤンキースの先発、セベリーノの内角直球をとらえ、右翼席へ先取点となるソロ本塁打を放っていただけに、痛い離脱。病院には行かず、チームドクターやトレーナーから治療を受けた。

 160キロ台を連発する投手としての力もさることながら、打者としてもエンゼルスに欠かせない戦力だ。4本塁打はトラウト、プホルスに次ぐチーム3位タイ。本塁打率(本塁打1本打つのに要した打数)は11で、トラウトの9・9には及ばないが、プホルスの21は上回っている。

 試合後、大谷の左足首はテーピングで固められていた。ヤンキース・田中が先発登板する28日(日本時間29日)の出場についてソーシア監督は、「その日になって考える」。5月1日(同2日)に予定されている先発登板も「回避にならないことを望んでいる」。表情は硬かった。

朝日新聞より引用