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朝日新聞の購読申込ページ  「ホテル戦争 金沢で激化 客室数まもなく名古屋並みに」

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 朝日新聞の朝刊紙面より「 ホテル開業ラッシュを「過剰」 

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北陸新幹線金沢開業から3年が経った。観光ブームが続く金沢市では、新幹線開業後に進出、または進出を決めたホテルの数が20を超える。城下町でにわかに「ホテル戦争」が起き、市内のホテル室数は名古屋市に並ぶ勢いだ。

 「東京、京都を回る海外観光客の黄金パターンが崩れて選択肢が増え、外国人の観光需要もまだ伸びる。一方で、高価格帯ホテルは足りていない」。日本ハイアットの坂村政彦副社長は金沢の潜在力を評価する。

 同社は2020年にJR金沢駅前に14階建ての「ハイアットセントリック金沢」と、日本初進出の長期滞在型「ハイアットハウス金沢」の開業を計画する。

 ログイン前の続き金沢市観光政策課によると、市内の日本人宿泊客は12年の約246万1千人から16年は約268万8千人と9%増え、外国人宿泊客数は12年の約10万8千人から16年は約39万6千人と約4倍に急増した。昨年はユニゾグループの「ユニゾイン金沢百万石通り」、京王電鉄グループの「KUMU金沢」など七つのホテルが新たに開業した。

 日本政策投資銀行北陸支店によれば、16年度末の金沢市内のホテル室数は8750室で、来年には1万室を超過。16年度末に全国11位だった名古屋市の9359室を上回る見込みだ。ただ、名古屋市もホテル建設が進んでおり、都市間競争は激化している。

 金沢市は観光客の増加に対応するため、東京都大阪府京都市に続いて来年4月から宿泊税を導入する方針で、住宅地での民泊営業規制とともに条例案を市議会に提案中だ。

 市内の既存の宿泊施設も危機感を強める。「うちみたいな小さいところはどれだけ色を出して差別化できるかが勝負」と話すのは、近江町市場の近くにある慶応3(1867)年創業の旅館「浅田屋」の田代一店長。外国人向けにホームページの英語表記や予約客との英語のメールでのやりとりに力を入れ、宿泊客の半数以上を外国人が占める月もあるという。事前に宿泊客の情報を集め、ベジタリアン向けなど一人一人に合わせた料理も提供する。

 「金沢ニューグランドホテル」は、茶道や着物、金箔(きんぱく)貼りなどの金沢らしい体験プログラムを打ち出す。一方、「金沢国際ホテル」は法事向け出張調理など地元密着を強め、観光客に依存しすぎない路線をとる。

 ホテル開業ラッシュを「過剰」と指摘する向きもある。日本政策投資銀行北陸支店は昨年12月、金沢市のホテル宿泊客数が21年に約346万人まで増えても、客室稼働率は16年の75%から69%に下がるとのリポートを公表した。同支店の担当者は「新幹線で金沢への日帰り出張が増え、日本人の宿泊者はそれほど増えていない。ホテルの建設ラッシュで稼働率が7割を切ると、投資採算ラインを割って経営は厳しくなるだろう」と話した。

朝日新聞より引用