朝日新聞を購読申込ページ 「錦織、天敵ジョコビッチと準決勝」
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朝日新聞の朝刊紙面より「前回の勝利と同じ舞台」
テニスの4大大会最終戦、全米オープン第12日は7日夜(日本時間8日朝)、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで、男子シングルスの準決勝が行われる。準優勝した2014年以来2度目の決勝進出を狙う第21シードの錦織圭(28)=日清食品=は、元世界ランク1位で第6シードのノバク・ジョコビッチ(31)=セルビア=と対戦する。
過去の対戦成績は、錦織の2勝14敗。今年7月のウィンブルドン選手権準々決勝で対戦し、4強入りを阻まれるなど13連敗中の「天敵」だ。
ジョコビッチは16年の全仏オープンで「生涯グランドスラム」を達成した後、「燃え尽き症候群」も危惧された。度重なるけがもあり、圧倒的な強さが影を潜めた。だが、今季は右ひじを手術した後、ウィンブルドンで通算13度目の4大大会優勝。全米の前哨戦も制するなど復調した。
錦織が最後にジョコビッチに勝ったのは、決勝進出を果たした4年前の全米準決勝。錦織は今大会の準決勝進出を決めた直後、そのことを問われ、「それは自信になる。忘れていたけど」と語っている。全米は錦織が得意とするハードコート。ミスの少ない精密機械のようなジョコビッチ相手に、積極的な姿勢を貫き、勝機を見いだしたい。
もう一方の準決勝は、第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)と、第3シードのフアンマルティン・デルポトロ(アルゼンチン)の顔合わせ。
朝日新聞より引用