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朝日新聞の購読申込ページ 「大けが、失業…それでも夢に挑戦 残り2分、涙の完走」

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朝日新聞の朝刊紙面より「  第8回神戸マラソンが18日、神戸市で開かれ、2万人が参加

制限時間(7時間)まで残り2分を切っていた。ゴール目前の渡辺裕子さん(35)=神戸市中央区=の目に涙がにじむ。思うように動かない足を引きずるようにして前へ。初めての神戸マラソン、なんとか完走を果たした。

 「新たな人生に自信を持って向かうためにも、絶対ゴールはしなきゃと。沿道の応援、励ましてくれたほかのランナーの方々に感謝です」

 ログイン前の続き今年、人生が激変した。元日に台湾の知人女性と現地旅行をした際、2人乗りしていたバイクで事故に遭った。スリップ転倒し、左腕を骨折。さらに顔を何十針も縫うけがをして、手術を受けた。後続のバイクがすんでのところで2人を避けた。「後続が車だったら激突して命はなかった」と振り返る。

 帰国後、さらに2カ月以上のリハビリ生活を送った。勤めていたコンサルタント会社は辞めた。目の前が暗くなったが、同時に「生かされた意味」も考えた。「事故は神様のギフトだと思おう。せっかくの人生、やりたいことに挑戦しよう」

 幼い頃から好きだった、ミュージカルや芸能関係の仕事に携わろうと決意。模索する中で知り合った芸能関係者に背中を押され、今夏、芸能事務所を立ち上げた。今はまだ所属タレントもいないが、増やしていきたい。夢はハリウッドにも進出する日本一のエンターテインメント事務所にすること。自らのバイク事故を題材にした映画制作の構想もある。題名は「We are alive」(私たちは生きている)、ピンチをチャンスに変えるストーリーだ。

 フルマラソン経験はこの日で2度目。20キロ付近から足がなかなか動かなくなった。胸を張れる走りではなかったが、晴れやかな顔で語った。「完走は大きな自信になったし、大好きな神戸の街からいっぱいの元気ももらった。夢に向かい、勇気を持って一歩一歩進んでいこうと思います」

朝日新聞より引用