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朝日新聞の購読申込ページ 「本田真凜、スケート仲間できた?」

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朝日新聞の朝刊紙面より「英語や料理にも挑戦中」

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 フィギュアスケートの(GP)シリーズ最終第6戦フランス杯で、女子総合6位だった本田真凜(JAL)。手応えの笑みを浮かべたフリーの演技から一夜が明けた25日、改めて報道陣の取材に答えた。主なやりとりは次の通り。

 ――一夜明けてみて、気持ちは?

 「この前の試合よりも、だいぶマシになった演技ができたので、そこはよかったんじゃないかなと思います」

 ――それは練習の成果?

 「(前の試合から)1カ月間の時間があって。長いようですごく短い期間だったんですけど、自分ができることをやってきたので、それが少しは出せたんじゃないかなと思います。でも、練習でもっとうまくはまる時もあるので、それを早く試合で出せるように頑張りたいなと思います」

 ――焦る部分もあると思うが、コーチとはどんな話を?

「やっぱり『良い演技をしたいな』っていう気持ちがすごくあるんですけど、『2年、3年。じっくり、長い目で見ないといけないよ』って2日に1回くらい言って下さるので、それを信じて一歩一歩頑張っていきたいなっていう気持ち。この前よりも良い演技ができたので、そこは良かったんじゃないかなって思います」

 ――スピンの手応えは?

 「スピンでは全て最高評価(のレベル4)をもらえて、加点も今までよりたくさん頂けて。スピンっていうのは、練習しただけそれが本番で出せる部分だと思うので、よかったなと思います」

 ――2、3年で結果を出すというのは、もどかしくない? もっと早くという思いは?

 「最初は焦る気持ちとか、『今年頑張らないといけない』っていう気持ちもあったんですけど、でも、一緒に練習している周りの選手を見て、今年だったらミハル・ブレジナさん(チェコ)がファイナルに出場して、それも2年で。周りの一緒に練習している選手が良くなっているのを見て、『自分もこういうふうに2年後、完成形をだせたらいいな』って気持ちになっています」

 ――ロールモデルがいるというのは刺激になる?

 「最初のウォーミングアップから陸上トレーニングまでみんなで一緒にやって、『今年、チーム全体がいい成績を残せている』ってコーチが言っていて。私もその流れに乗れるように、焦らず頑張りたいと思います」

 ――仲の良いスケート仲間は?

 「うーん……、でも、日本の時とは言葉も違うので。あと、米国で練習しているけど、米国人は少なくて。チェコとかフランスとか韓国とか。いろんな国の方が集まって練習していて、いろんな言葉が飛び交っているので、スケートだけじゃなく、人としての部分でも成長できる場所だなと思っています」

 ――コミュニケーションは英語で?

 「そうですね。最初よりはできるようになりました」

 ――(米国に拠点を移し)日本よりも頼る人が少ない。鍛えられた部分は?

 「普段はお兄ちゃんが運転してくれて。リンクまで一緒に行ってっていう感じ。他の家事だったり、そういう部分は全て自分でしないといけないです。最初の方は『大変だな』っていうことたくさんあったんですけど、でもそれ以上に、今はスケート中心の生活ができて、いい環境だな思う方が増えてきています」

 ――家事は料理も?

 「はい」

 ――何が得意?

 「やはり日本食を心がけて作るようにしていて。最近はあまり作れていないんですけど。基本的には、あまり外食には行かないようにしています」

 ――今まで作ったものは?

 「たくさんあります。お母さんがレシピを定期的に送ってきてくれて、それをまねしてそのまま作ったり。お昼の時間がリンクなので、自分とお兄ちゃんの分のお弁当を作ってとかしています」

 ――今までの自信作は?

 「うーん……、特にないです(笑)」

 ――栄養面も勉強してやっている?

 「お母さんがアスリートフードマイスターの資格を今年に入ってから取って。私も取りたいなっていう目標があります」

 ――食事はたんぱく質中心?

 「はい。最初、体もいろいろと改善しないといけないことがあって。筋トレの量がすごく増えたので、筋肉がついて。そこからそれを絞ってっていう過程を今やっているんですけど、だいぶ自分の体にも慣れてきて。まだ心と体が試合で完全にはうまくはまっていないんじゃないかなっていう印象なので、そこがうまくはまった自分を期待して、頑張りたいなと思います」

 ――フロアのダンスやバレエは?

 「ダンスは週に1回」

 ――クラシック?

 「いや、ジャズです。でも、あんまりバレエとかはなくて。基本的にはトレーニングばっかりです」

 ――ショートプログラム(SP)はすごくジャジーな感じ。フロアのトレーニングが生きている?

 「シーズンオフ中にたくさんロサンゼルス市内に通って練習しました。だけど、最近は行けていないです」

 ――表現力も勉強中。やろうと思ったきっかけは?

 「自分の感情をそのまま試合で出すっていうことが、良い方にも悪い方にも転ぶことがあって。それが自分らしさっていうものでもあったんですけど、一回全部すべてリセットして、いろいろ試してみようと思って。表現の部分の練習だったり、筋肉をつけるトレーニングだったり。今まで自分が見た目を気にして避けてきたりとか、自分らしくありたいっていう気持ちが強かったものを一度全部リセットしてやっています」

 ――やっぱり強くなりたいから?

 「今季から環境が変わって、少し時間はかかるかもしれないんですけど、自分の苦手な部分っていうのを少しずつ克服していかないといけないなっていう気持ちでいて。少しずつではあるんですけど、練習の内容も変わってきて、自分の意識だったりと、試合でもスピンとか他の部分でも良い方に出ているのが自信になります」

 ――振付師の先生からはどんなことを?

 「頻繁に連絡を下さって、衣装のことだとか。ジャンプの前のステップを今いろいろ試してやっているところなので、『このステップにしたい』っていうのを伝えて、頻繁に連絡を取り合っています」

 ――コミュニケーションは英語? 思うように伝わらないこともある?

 「それもすごくあって。今回の試合で3戦を終えて、最初は本当に(演技前の)6分間(練習)の後はどう過ごしていいのかだとか、今までと全部が違って。アップの仕方とか、自分がコールされる時に先生の方に行けばいいのか、一人で出ればいいのかとか、何もわからないままだったので、不安とかもあったんですけど。3戦が今回終わってみて、少しずつどういうふうに過ごせばいいのかとか、どういう過ごし方が自分に合っているのかっていうのを、少しずつ試しながらではあるんですけど、少しずつ分かってきたかなと思います」

 ――一歩ずつ進んでいる。

 「はい」

 ――フリーはローリー・ニコル先生。どんなことを教わった?

 「本当に基礎の基礎から教わって、浅田真央さんのプログラムをたくさん見せて頂いて。『こういうふうに人の心に残る演技をしたいな』ってたくさん思わせて頂けるような演技だったので、『自分もこういうふうになりたいな』っていう気持ち。技術的な部分だけじゃなく、精神的な部分もたくさん教わりました」

 ――基礎の基礎っていうのは、スケーティング?

 「そうです」

朝日新聞より引用