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朝日新聞を購読申込ページ 「158センチ遊撃手「小柄でもやれる」喝采呼んだ3安打」紙面抜粋

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 朝日新聞の朝刊紙面より「7日、高校野球

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バントの構えで、相手三塁手を前進させると、バットを押し出した。三塁手の横に強いゴロが転がる。技ありの内野安打。

 7日の第4試合、益田東(島根)の2番首藤舜己(しゅどう・みつき)君(3年)は「ずっと夢見てきた甲子園で、小さい体でもやれることを見せたい」と思ってきた。常葉大菊川(静岡)に2点リードされた七回、無死一塁から首藤君のこのバント安打で好機を広げ、逆転に成功した。

 身長158センチ、体重58キロ。小さい頃から背の順は一番前。参加56校の選手1008人の中で最も小柄な一人だが、攻撃では小技を生かし、犠打や盗塁で貢献。守備では遊撃手として素早い出足、軽やかな身のこなしで難しい打球もさばく。島根大会は無失策で、自身も益田東で現役時代に遊撃手だった大庭(おおば)敏文監督(37)が「史上最高」と語る内野陣を牽引(けんいん)してきた。ゲームキャプテンとして、試合戦略や練習内容の決定にも関わる。持ち前の身体能力の高さで、小中学生の野球チームでは主力として活躍した。

 5歳上の兄将生(まさき)さん(22)と同じ益田東に入学したとき、大庭監督に言われた。「小さいんだから、努力と工夫をしっかりしろ」。100人を超える野球部で自分が生きる道を模索した。大柄な選手に比べ長打力はないが、広角に打ち分けたり、ファウルで粘って相手の投球数を増やしたり。バントの構えを見せて、守備を攪乱(かくらん)させたり。小さな積み重ねでダメージを与える。守備では「1歩目」にこだわり、誰よりも速く動き出す。「次の展開を予測し、相手が嫌がるプレーができるようになった」。1年の秋から先発メンバー入りした。

 中学まで兵庫県西宮市甲子園球場近くで暮らし、18年ぶりの出場で近くて遠い甲子園にたどり着いた。甲子園には、中学の同級生たちが大勢、応援に駆けつけてくれた。

 試合は常葉大菊川に再逆転を許し、7―8で惜敗したが、先取点を自らのバットで奪うなど、チーム最多の3安打を放ち、観客から何度も拍手喝采を浴びた。

 この日は18歳の誕生日。お祝いの曲もアルプススタンドから流れた。「負けたけど、自分らしいプレーができた。たくさんの人に祝ってもらい、幸せでした」

朝日新聞より引用