朝日新聞の購読申込ページ 「鳴り響かない魔曲、智弁和歌山アルプスのフェアプレー」
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朝日新聞の朝刊紙面より「相手のエラーで出塁しても喜ばない」
同点打を呼び込んだのは「鳴り響かない」魔曲だった。智弁和歌山応援団には、フェアプレーの精神が貫かれている。
八回2死満塁、東海大相模の選手たちがマウンド中央に集まった。智弁和歌山が一打同点の場面。この日も甲子園に、好機で定番の魔曲「ジョックロック」が鳴り響く、と思いきや、吹奏楽部が音量を下げた。生徒たちも小声で「かっとばせー」とささやく。選手が守備位置に散ると再度音量を上げ、黒川史陽君(2年)の同点適時打が飛び出した。ドラム担当の中田朝陽君(2年)は、「相手も必死にやっているので、相手への気遣いや敬意って必要やなと思う」。
応援団にも、正々堂々戦って勝ちたいという思いがある。相手のエラーで出塁しても喜ばないし、相手の校歌が流れれば敬意を払って頭を下げる。応援団の中前圭人副団長(3年)は「お互い野球部のメンバーを応援する気持ちは同じ。相手に敬意を持って、正々堂々応援したい」と話す。
朝日新聞より引用