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朝日新聞の購読申込ページ 「代表復帰のバド桃田 」 紙面抜粋

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朝日新聞の朝刊紙面より 「別人のよう… 実力以外も認められた」 

点を決めても声をあげない。ガッツポーズも見せない。違法賭博問題から復帰し、2年ぶりに全日本総合選手権の舞台に戻ってきた桃田賢斗(NTT東日本)は、どこか「よそ行き」に見えた。

1月29日の1回戦。桃田は明らかに縮こまっていた。ようやく自分を取り戻したのは、第2ゲームで4―8とリードされてからだ。2回戦では、派手なガッツポーズも見せるようになった。だが、12月1日の準々決勝はストレート負け。リードを奪われるとミスを恐れて消極的になり、自らのペースを失った。

 桃田はこの1年を振り返り、「守りに入ってしまった。気持ちの面でも、決めたときのガッツポーズや声出しも少し遠慮してしまう部分もあった」と、敗戦後に明かした。

コート出てから観客席におじぎ

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 「支えてくださったみなさまに恩返しをしたい」。桃田は大会中、記者会見のたびにこの言葉を繰り返した。謹慎期間中は所属するNTT東日本で会議の資料作りなどの裏方の仕事も経験。明るく染めていた髪は今は黒く、ネックレスなどのアクセサリーも外し、コートを出てからは必ず観客席におじぎをした。協会関係者は「以前とは、本当に別人のよう」とその変化に驚く。

大会終了後、日本バドミントン協会は今大会本調子でなかった桃田のA代表復帰を、強化本部の推薦枠という形で内定した。今の世界ランキングは48位。今回は代表入りを見送り、来年5月のランキングサーキットまで待つ選択肢もあったが、協会は今年の国際大会6大会中5大会で優勝するなどの実績を重視した。

 銭谷欽治専務理事は個人的な考えと前置きしたうえで、「バドミントンができる素直な気持ちが出ている。言葉だけでなく、本心で言っている」とその姿勢も評価した。

東京五輪で実力発揮するために

 スーパーシリーズなど格の高い国際大会は、原則的に日本代表に入らないと出場できない。獲得ポイントが多い大会への道が開かれたことは、世界ランクが大きく影響する五輪前年の代表選考レースを考えると、大きな意味を持つ。来年1月から代表合宿に参加する予定で、銭谷専務理事は「厳しいトレーニングを積んで、負荷の高い練習もたくさんできる」と期待を寄せる。

 今大会の桃田の試合をチェックした日本代表の朴柱奉監督は「大事にいきすぎて、プレーが狭くなっている」と指摘した上で、「オリンピックはもっと色々なプレッシャーがある。これに負けているようではダメ」という。目指すのは3年後の東京五輪。今大会とは比べものにならないほどの期待を集める舞台で、実力通りの力を発揮するには、どんな状況でも「ありのまま」の自分を貫ける精神面の成長が必要になる。

朝日新聞より引用