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朝日新聞を購読申込ページ 「動物体内でヒトの臓器作成に道 文科省部会が指針了承」

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 朝日新聞の朝刊紙面より「生命倫理上の懸念は?

 

動物とヒトの細胞を持った「動物性集合胚(はい)」の取り扱いについて、文部科学省の専門部会は20日、より幅広い基礎研究ができるように指針を改正することを了承した。今後、内閣府の専門会議で認められれば、動物の体内でヒトの臓器を作る研究に道が開ける。

 動物性集合胚は動物の受精卵が成長した段階の胚にヒトの細胞を入れたもの。国は2013年、動物の体内でヒトの臓器を作る基礎研究を認める見解をまとめており、文科省が指針改定に向けて技術面や倫理などの観点から検討してきた。

 これまで、動物性集合胚を動物の子宮に移植し、子どもを産むことはできなかったが、指針の改正によって可能になる。

 ログイン前の続き特に進むとみられるのが、動物の体内でヒトに移植する臓器を作る研究だ。例えば、遺伝子操作して膵臓(すいぞう)ができない状態にしたブタの胚に、ヒトの細胞から作ったiPS細胞を入れてブタの子宮に移植すると、ヒトの膵臓を持った子どものブタが生まれる。その膵臓を取り出し、糖尿病患者に移植することで、治療に生かせる。

 腎臓や肝臓などへの応用もできるといい、移植に使う臓器不足の改善に役立つことが期待される。一方、動物の体内でうまく機能する臓器が育つかどうかは分かっていない。

 生命倫理上の懸念を生みかねない、ヒトと動物の外見が混じるなどした生物が生まれる可能性について、同部会は「極めて低いと考えられる」とした。海外の実験で、人の細胞がごくわずかしか残らなかったことなどを踏まえた。

 一方、動物性集合胚のヒトへの移植や、生まれた動物の子どもを他の動物と交配させることは禁じる。

朝日新聞より引用