朝日新聞 購読キャンペーン

朝日新聞購読キャンペーン

朝日新聞の購読申込ページ  「「パスじゃダメだ」頭よぎるギリシャ戦」

朝日新聞を公式サイトから購読申込する場合の注意事項

 

朝刊のみご希望のお客様は「配達への要望」欄に朝刊のみとご記入ください

 

申込ページでは朝夕刊セットの値段しか記載がございませんが

朝刊のみでも申込可能です。

 

ただし朝夕刊セット地域では朝刊のみ月極め料金が販売店によって異なるので

売店があいさつに来た時などご確認ください。

カタログギフトプレゼントキャンペーンで申込たい方 下記↓↓クリック

 

 

 

 朝日新聞の朝刊紙面より「大迫ゴール生む」

f:id:vyh04236:20180620102703j:plain

 

日本の試合運びを支えたのは、前回ブラジル大会の教訓だった。

 早々に相手が退場者を出して数的優位に立った。4年前、同じく10人となった相手を崩せず0―0で引き分けたギリシャ戦が選手たちの頭をよぎる。当時もプレーしたFW大迫は思った。「パスをつなぐだけじゃダメだ」。仲間に言った。「ゴール前に球を入れてくれ」

 ゴール前に入り込んでこそ、相手に怖さを与えられる。その意識が勝ち越し点に結びついた。

 直前のプレー。右からのクロスにペナルティーエリア内で体を張ってキープする。踏ん張りに応えるように、DF酒井宏もゴール前へ走り込む。パスを受けて放ったシュートが相手に当たりCKに。決勝点が生まれた。

 もう一つ生きた教訓がある。後半14分、相手が司令塔のMFロドリゲスを入れてきたときだ。大挙したコロンビアサポーターが盛り上がり、異様な雰囲気が漂った。4年前の初戦、コートジボワール戦をほうふつとさせた。当時はエースFWドログバを投入され、慌て、混乱し、逆転された。

 この日は、決して動じなかった。中盤で動き回るロドリゲスを、近くにいる選手が対応。たとえ1人が抜かれても、すぐカバーする守備陣形を作り出した。MF原口は「彼の動きにそこまでのキレを感じなかった」。負傷を抱えるロドリゲスの状態を、見極める冷静さがあった。

 ブラジルでの悔しさを、この一戦にぶつける――。オーストリアでの直前合宿から、3度目のW杯に臨む本田や岡崎が仲間に話し、議論した。あのときどうすれば良かったか、似た状況が来たら今度はどうするか。経験はチームに広がった。

 前回大会の敗退後、悔し涙を流したDF長友が言った。「この4年、苦しいことも多かったけどみんなで戦えた。だから、神様がご褒美をくれたんじゃないかな」

 朝日新聞より引用